胃内視鏡検査がWEB予約で可能となりました。
社会医療法人 彩樹グループ
呼吸ケアサポートチーム(RST)として 、自部署、及び自部署以外からの相談を受け、呼吸管理が必要な患者の異常の早期発見に繋がるように、多職種と連携を図りながら、定期的にラウンドを行っています。また、勉強会を開催し、職員の知識向上に努めています。クリティカルケアを必要とする患者は、ICU から病棟、在宅と多岐にわたり、患者、家族に対して、常に寄り添い専門性のある質の高い看護を提供する必要があります。ICU に入院している生命の危機的状態にある患者に対し、重症化の回避、二次的合併症の予防をおこない、早期回復に繋がる援助を提供できるように活動を行っています。患者に応じた目標設定を行い、常に生活者としての視点をもち、患者家族にとって 1番良い看護を提供してきたいと思っています。
集中ケア認定看護師は、生命の危機状態にある患者さまやご家族に対して、病態変化を予測し、重篤化の回避や早期回復への援助を行います。急性期から終末期までのあらゆる場面で、高度な専門的ケアの提供が求められます。RRT Rapid Response Team:院内迅速対応チーム)やRST Respiratory Support Team:呼吸ケアサポートチーム)などのチーム活動を通して、病棟へ転棟後も組織を横断して活動し、病棟スタッフと協力して質の高いケアを提供することを目指しています。院内での急変時の対応体制整備や、臨床推論の思考過程を活かして異常の早期発見に取り組んでいます。また、教育面にも重点を置き、症例の振り返りや勉強会を通じて、看護スタッフのスキル向上を支援しています。
RST学習会
緩和ケアとは、痛みやつらさを軽減する医療行為のことです。
緩和ケア認定看護師の役割は「トータルペインの視点」をもって患者様の痛みを緩和するケアにあたることです。トータルペイン(全人的苦痛)とは、身体的要因、精神的要因、社会的要因、スピリチュアルな要因などの多面的な要因から患者様の痛みを捉えようとする概念です。身体的要因に限らず、患者様が痛みを感じる要因はさまざまです。つまり、幅広い視点から患者様の痛みを把握、理解することが重要な役割となっています。また患者様だけでなく、そのご家族様の痛みに寄り添いながら、「その人らしく、その家族らしく」暮らせるようにサポートするのも緩和ケア認定看護師の役割です。
当院では手術や化学療法等の積極的治療を受けながら、がんによる痛みのコントロールを受けている患者様や、積極的治療から緩和的治療に移行する患者様など、様々な病気の患者様への看護を行っています。そのような緩和ケアを要する患者様に対し、医師・看護師・薬剤師・栄養管理士・医療ソーシャルワーカーなど、多職種で構成された緩和ケアチームが2021年に立ち上がりました。緩和ケアチームは患者様の主治医や病棟看護師、理学療法士など他職種と連携し、薬剤の調整やケアや関わり方の提案を行い、また週に一度カンファレンスを行い情報共有の場を設け、患者様やご家族様の苦痛緩和に努めています。
緩和ケアチームカンファレンス
患者様への介入
ラダー別研修会
皮膚・排泄ケア認定看護師とは、創傷・オストミー・排泄の分野において、熟練した看護技術と知識を用いて水準の高い看護実践をできる看護師のことです。看護ケアの実践だけではなく、医師や看護師から相談を受けたり、ケア方法について指導を行ったりする役割があり、病棟や外来など組織横断的に活動しています。
創傷ケアでは、どのような人に褥瘡が発生しやすいのかを判断し、その人に合わせて様々な用品やマットレスなどを選択して皮膚トラブルの予防を行います。褥瘡が発生した場合には、看護師、医師、薬剤師、理学療法士、管理栄養士などの多職種と連携し治療計画を検討します。
当院では、ストーマの手術は年間40件以上あります。その殆どが緊急手術であり、身体症状や不安を抱えて手術に臨む方が多い中で、少しでもそれらの苦痛を軽減し、ストーマ造設後の生活をイメージできるよう説明を行います。また、ストーマ管理に難渋する合併症を予防するための位置決めは、緊急手術を含めても100%実施しています。手術後には、自己管理ができるように個々に合わせた装具選定を行い、患者さまおよびご家族さまにストーマ管理方法や日常生活の工夫などについて紹介します。ストーマを保有されている方が日常生活で悩むことのないよう、外来で定期的に相談を受け、生涯にわたり快適に生活できるように支援し続けます。
失禁ケアでは、尿や便失禁ケアでは、尿や便失禁がある方に適切な用品を選択し、日常生活の注意点などを紹介します。また、皮膚科医師や薬剤師と協働し接触性皮膚炎の予防方法や改善方法を検討します。
褥瘡対策チーム ストーマケアチーム
ストーマ外来 勉強会