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乳腺外科のご案内

部長コメント

 日本での乳癌罹患率は増加しており、現在は11 人に1 人が乳癌になると言われています。クリティカルパスと術前後の積極的なリハビリテーション介入にて入院期間は平均3-7 日女性の死亡数では全癌腫の中で乳癌は5位ですが、40 代では乳癌が1 位となっています。


 当院ではマンモグラフィ、乳腺エコー、穿刺吸引細胞診、針生検、エコーガイド下マンモトーム生検が行える体制を取っており、ダイナミックMRI、マルチスライスCT といった他覚的な検査と併せて高度な診断技術も有しております。大阪医科薬科大学教授の岩本充彦先生と共にガイドラインに沿ったレベルの高い診療を行っています。

 

対象疾患

乳癌は、乳房の中にある乳腺にできる癌です。

乳腺は、乳汁を作る臓器で、15~20個の腺葉に分かれ、腺葉はさらに多くの木葉に分かれています。そして各々腺葉は乳管で乳頭とつながっています。

このうち、最も乳癌が発生しやすい場所が、日本人では乳管です。この乳管の細胞が何らかのきっかけで癌化して増殖し始めると「しこり」になります。このしこりは、放っておくと乳管の中だけでなく、乳管の外に出て、増殖し始め、さらにリンパ管や血管を通って全身へ拡がります。これが、乳癌の転移です。
リンパ管を通って最初に転移しやすいところが、わきの下(腋窩)で、血管を通って転移しやすいところが肺・骨・肝などです。

 

疾患と治療

■乳癌

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乳腺外科
 
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岩本 充彦

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